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分 類

自然エネルギー 技術・
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実施地域 岩手県松尾村寄木
実施者 高石野施設野菜生産組合

地 目 農地
地 勢
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技術・対策概要

松尾村では日本重化学工業KKによる地熱発電が行われてきたが、発電後の副産物である高温蒸気から熱交換された熱水を利用して、ハウスの保温を行っている。
熱水の温度は送湯された時点で60℃。熱水は段階的に利用されており、最初に配湯されたハウスでは高温性作物(ピーマン等)、水温が下がってくると低温性作物(根みつ葉等)を育成、残りは融雪に利用されている。ハウス内では、熱水を地中のパイプを通す方法と地上のホースに通す方法が併用されている。
ハウスの総面積は高石野地区で10,750m2 、50棟。この他、上寄木地区にもほぼ同量の地熱水が供給されている。
熱水の利用量は12〜30t/h(1988年実績)。


運用開始年月  1984年1月〜  現在利用中

図:熱水の段階利用(S63年度地域エネルギー資源 高度利用総合調査報告書)

効 果

ハウスの暖房のために化石燃料を使用せず、熱水で代替することにより、CO2排出を抑制。A重油を使用した場合と比べ、CO2排出抑制量は年間約1,600t。

経 費

(1)事業費   96,986千円(ハウス設備費)
(2)うち補助金 農水省補助48,493千円(新農業構造改善事業)
(3)管理費   1,200千円(保守点検費)


使用メーカー

日本重化学工業KK


維持管理

松川地熱発電所から施設野菜団地までの給湯設備は第3セクター(八幡平温泉開発kk)、施設野菜団地内は生産組合で自主管理。


留意点

・熱水を日本重化学工業KKから村で受け、生産組合は村から購入しているが、低価格なので経費面でのメリットもある。
・冬期は氷点下になる積雪寒冷地なので、温水暖房の効果は大きい。

*熱水温度が60℃→13℃になるまで利用していることから、熱水1t当たりの有効熱量
 47,000kcalと推定。10月〜4月の給湯量(1988年度)117,504t。


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