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田中愛子邸
千葉県千葉県市川市本行徳

●住居建築の保存(住み続けながらの保存)●民間建築物●明治初年頃●約130歳

 築130年を過ぎた建物を、まだまだ住居として利用している。これは、ヨーロッパなどではとりわけめずらしいことではないが、関東大震災や第二次大戦のたびに焼け野原となり、そのたびに大規模な都市の再編が行われてきた日本の都市においては大変貴重な例だと言える。住んでおられる田中愛子さん自ら、可能な場合にはイベントを催すなどして内部を公開なさっていて、田中さん御本人が生きていられる限りは今後も住居として使用しつつ、イイことに利用なさりたいそうだ。(市川市の事例 → 1 2 3 4 5 )

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詳細
所有者の変遷 個人
設計者、施工者、
その他情報
様式、特徴
構造 木造
建物の使われ方 住居として現在も使用。祭りや町のイベントとして、自主的にギャラリーなど企画している。
年間利用者
歴史、変遷 行徳の旧家、田中家の分家として明治初年に建てられたもの。格子戸、土間、帳場、米蔵などがそのまま遺されている。行徳は成田山詣路として、江戸時代から賑わいをみせたまち。今でも街道の名残りが随所に見られるが、往時のたたづまいを伝える民家は数少なくなり、しかも、市民に開放しているものはこの家のみである。関東大震災や、昭和19-20年ごろの戦争の折、バクダンの地響きなどをくぐって来た。
地域の思い 数年前までは、成田街道の面影のある建物や雰囲気があったが、あっというまに消えてしまった。しかし、新住民のためにも、残った数件をなんとか生かせる町並みにしておきたい。
再生の目的
保存・再生活用
に至る経緯、
地域の意見
手本事例
機能・用途の変更
のための
改修操作
・米蔵を応接間として改修した。
・板戸の中に、水洗トイレを設置した。
法規クリアの
ための改修操作
建築の歴史や
記憶を残すために
保存したもの
格子戸、土間、上戸
改修にあたって
現場で発見した
苦労など
改修当時の
法規との関係
文化財等の指定
事業費
補助金
改修後の声/
今後の展望
・個室がなく、現代人には住みづらいだろう。
・維持できる限り、文化活動などに利用したい。
その他
参考資料
           
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