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ギャラリー赭人
長野県木曽郡楢川村奈良井

●伝統的建造物群保存地区●民間建築物●1939(昭和14)●62歳

 伝統的建造物群保存地区、楢川村奈良井にある。

 開館は夏場のみになるが、奈良井出身の童画家、中西義男の作品や、現在歴史復元画家として活躍している中西立太の歴史画などを展示している。

 配給所として昭和に建てられたため周囲の家々とは様式が違うが、戦後は米屋をやっていたこともあって、街の人にはなじみの建物のようだ。


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詳細
所有者の変遷 民間
設計者、施工者、
その他情報
様式、特徴 ファサードの付け梁、付け柱(スティックスタイル)が鮮やかなうぐいす色をしている。
構造 木造
建物の使われ方 現在は所有者の所蔵する絵画等を展示するギャラリーとして活用している。
年間利用者
歴史、変遷 昭和14年に建てられた配給所である。その後役目を終えたこの建物は建物所有者が2度に渡り変わる。元の所有者に戻る時に解体するという声も挙がった。
地域の思い 宿場町(奈良井宿)の中にあってその西洋風の外観は、目新しいものとしてみられてきた。ハイキュウジョという呼び名は地域の方にとって現在も親しまれている。
再生の目的
保存・再生活用
に至る経緯、
地域の意見
元の所有者に戻る時に解体するという声も挙がったが、現所有者(最初の所有者)は歴史的価値が有るとして保存していくことにした。
手本事例
機能・用途の変更
のための
改修操作
もともと内部空間には間仕切りなどはなかったが、展示空間としていく上で間仕切りを増やした。管理面での設備等を設置した。
法規クリアの
ための改修操作
間仕切りとともに構造部分の補強によってある程度の耐震性を確保している。所有者の活動拠点が東京に有り、通年的にギャラリーが開けない。
建築の歴史や
記憶を残すために
保存したもの
小屋裏には、製米に使われたと想われる機器類が残っているほか、内部のトラス組屋根は当時のまま残されている。
改修にあたって
現場で発見した
苦労など
伝建地区整備事業の一環としての整備と重なる部分があったため指導を受けながらの改修であった。
改修当時の
法規との関係
免除
文化財等の指定 伝統的建造物保存地区(長野県 楢川村 奈良井)
事業費
補助金
改修後の声/
今後の展望
奈良井の町中には靴を脱がずに入れる建物が少ないため貴重なオープンスペース、パブリックスペースとなっている。
その他
参考資料
           
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