| 所有者の変遷 |
鈴木医院→蒲郡市 |
設計者、施工者、 その他情報 |
蒲郡市都市開発部建築住宅課+石見設計(改修時設計)、壁谷建設株式会社(改修時施工) |
| 様式、特徴 |
洋風木造建築 |
| 構造 |
木造 |
| 建物の使われ方 |
・ヨットファンの基地として、活用されている。移設にともなって、一部はレストランに改装され、多くの市民や観光客でにぎわっている。 ・アメリカズカップ日本チームのベースキャンプに隣接し、日本チャレンジの挑戦の足跡が紹介された展示室、オープンカフェを伴ったシーフード喫茶店などが設けられている。 |
| 年間利用者 |
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| 歴史、変遷 |
昭和初期の旧医院(鈴木医院)を、保存のため解体して移築。 |
| 地域の思い |
明治から昭和初期にかけての洋風木造建築が次々と失われていくなかで、住宅街において異彩を放っていた。美しい窓枠とはめ板は、個人医院といえ、庶民にとってはある意味公共的(地域の共有財産的)な雰囲気を感じていたであろう。 |
| 再生の目的 |
海岸線整備計画の第1弾であり、海洋リゾート地域の先駆け的な拠点として、シンボリックな役目をしている。 |
保存・再生活用 に至る経緯、 地域の意見 |
平成6年の選挙で初当選した鈴木克昌市長が挨拶回りに、この建物を引き継いだ鈴木竜哉さん(元蒲郡市民病院長)を訪問した時、この建物を解体する計画を知らされた。終戦末期の三河大地震にも、さらに伊勢湾台風にも耐えた建物ゆえに、市長が昔の風景がなくなることに心を痛め、できるだけ再利用するべく建物を寄付してもらい、移築再建することになった。移築場所は以前より湾岸整備計画にあった竹島埠頭埋め立て県用地を借地し、用途は誰でも利用できる喫茶店を併設するクラブ室とした。 |
| 手本事例 |
明治村(移築の技術など、監修を受けた) |
機能・用途の変更 のための 改修操作 |
・移築に際しては可能な限り従来部品を再使用することとし、工事の指導・監修は多くの実績のある(財)明治村と市博物館学芸員のアドバイスのもとに行った。 (蒲郡市役所と博物館明治村の業務関係について ・移築事業の監修を博物館明治村が受託する。 ・受託の内容は 解体工事・復元工事全般についての、指導・助 言とする。 ・指導・助言は 蒲郡市が開催する工事関係会議への出席、 工事現場での作業指導の形 とする。) ・医院から喫茶店併用建物の変化に対応する構造補強・各種設備の拡充を行った。 人にやさしい環境造りに心がけた ・人の手、足の触れるところはできるだけ木材を使用し、原色塗装は避けた。 ・階段は出来る限り段差を少なくした。 ・海辺には木製テラスを設け、埠頭の散策を楽しめるフットライトを付けたボードウォーク(幅3m延長100m)を設けた。 |
法規クリアの ための改修操作 |
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建築の歴史や 記憶を残すために 保存したもの |
昭和初期のよき時代の雰囲気を出来る限り復元した。 |
改修にあたって 現場で発見した 苦労など |
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改修当時の 法規との関係 |
クリア |
| 文化財等の指定 |
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| 事業費 |
90,640,000円 |
| 補助金 |
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改修後の声/ 今後の展望 |
・雨漏りを直したい。 ・ドアまわりの木が破損していて、雨水が浸透してくるので補修したい。 |
| その他 |
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| 参考資料 |
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