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京都府指定有形文化財 三上家住宅
京都府宮津市字河原1850

●住居建築の保存(凍結的)●公共建築物●1783年●218歳
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詳細
所有者の変遷 三上家→京都市
設計者、施工者、
その他情報
財団法人京都伝統建築技術協会(改修時設計管理)、株式会社大村工務店(改修時施工) 
様式、特徴
構造 木造
建物の使われ方 ・全面的な修理を行い、一般公開を行っている。茶室と一部の座敷きについては貸し出しも行っている。管理は地元観光教会に委託している。
・街角音楽会の会場や観光協会のイベント会場としても利用。所蔵名品展(書画)を行う。緊急雇用対策を利用し、酒造用具の調査整理を今年度行う
年間利用者
歴史、変遷 宮津城下屈指の豪商で、酒造業、廻船業を主に営んだ三上家住宅を1996年に宮津市が購入し、修理を行い2000年4月から一般公開を開始した。京都府指定有形文化財に指定された建物は、1783年に建てられた母屋を始め、順次建て増されたもので、庭園も京都府指定名勝、所蔵の古文書1万2千点余も京都府指定文化財に指定されており、宮津市街地随一の観光スポットとなっている。
地域の思い 宮津市が購入する以前から、丹後の財界、観光業界で重きをなした当主三上誠一氏の御好意で観光客にも解放されており、宮津市街の観光スポットとして重要であり続けている。地元住民の愛着もひとしおである。
再生の目的
保存・再生活用
に至る経緯、
地域の意見
手本事例
機能・用途の変更
のための
改修操作
部分的な解体修理、屋根瓦の葺き替え、不陸の調査を行う。柱等は根継ぎや樹脂による硬化を行い、できる限り古材を使用。
法規クリアの
ための改修操作
建築の歴史や
記憶を残すために
保存したもの
修復に当たっては、出来る限り古材を使用。屋根瓦も利用可能な古瓦はそのまま使用。
改修にあたって
現場で発見した
苦労など
改修当時の
法規との関係
文化財等の指定 京都府指定有形文化財
事業費 288,826,000円
補助金 京都府市町村自治進行補助金
/19,410,000円(7%)
改修後の声/
今後の展望
・建物修理が完璧ではない点と、酒造用具等の整理調査も今後の課題。
・文化財(京都府指定有形文化財)としての側面と、観光スポットとしての側面をいかに両立させていくかが課題。あわせて集客(誘客)にも問題を残す。
その他
参考資料 宮津市文化財調査報告第34集「京都府指定有形文化財 三上家住宅整備工事報告書」(平成13年3月)
           
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