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松山大学温山記念館(旧新田邸)
兵庫県西宮市

●住居建築の転用●民間建築物●1928(昭和3)●73歳

 松山大学の創立に私財を投じて尽かした新田長次郎という実業家が長男のために建てられた住宅である。鉄筋コンクリート2階建て(一部地階あり)延べ 760uの洋館は、建築家木子七郎が設計し、重厚な木彫りの玄関扉や優美な曲げ加工の階段手摺、高い格天井など、当時皇族や政治家を数多く迎えたゲストハウスに相応しい華やかさと落ち着きのある建物である。周辺の地域は緑多い閑静な住宅街だが、南へ3分の位置にある武庫川大学第3学舎と並び落ち着いた街並と景観を守って行きたいという意識を与えるという点でこの地域の重要な存在となっている。現在は松山大学に寄贈され、学術会議やゲストハウスとして使用されている。

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