| 所有者の変遷 |
奥津町 |
設計者、施工者、 その他情報 |
古民家再生工房/矢吹昭良(改修時設計)、石原工務店(改修時施工) |
| 様式、特徴 |
商工会館は古い草葺きの民家一楝、大きな蔵一楝、町営の温泉旅館の離れ座敷を解体し古材として、移築再生したものである。この3楝の建物のみに限らず、古民家の材料を集めて利用している。 |
| 構造 |
木造 |
| 建物の使われ方 |
商工会館として一部は常時使用。その他は会議、研修会に使用。 |
| 年間利用者 |
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| 歴史、変遷 |
商工会館は苫田ダム建設に伴い、約450世帯が沈む奥津町のダム建設地内にあった町役場に間借りしていたが、庁舎の移転を機に移築することになった。小説『秋津温泉』が吉田喜重監督の手で1962年に映画化され、その舞台となった奥津温泉として有名でもある。吉田喜重監督の話として「会館は単なるノスタルジーではなく墓碑銘としてダムに沈む町の痛みもとどめておいてほしい」とのことが読売新聞に掲載された。 |
| 地域の思い |
水没地区の人達は商工会館の一部として残るならと、自分の住宅の古材を使うことを快く協力した。 |
| 再生の目的 |
記憶の継承、古民家再生の研究 |
保存・再生活用 に至る経緯、 地域の意見 |
離れ座敷については、この座敷きが建っていたホテルの閉鎖とともに、壊される運命だった。有名な建築なので保存の声もあったが、町には予算がないとかで、競売にかけられる寸前のものを商工会が貰い受けた。 |
| 手本事例 |
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機能・用途の変更 のための 改修操作 |
・事務楝(草葺き民家) 構造体:骨組は既存民家どおりに組んでいる。 外部:屋根、天井は古民家の形を踏襲し、ヨーロッパ風の石積み壁とペンキ塗りの窓を組み合わせ和洋混合の意匠となっている。 内部:古材の石を内外から柱をはさむようにして積み上げた。 ・青年婦人部楝(大きな蔵) 構造体:補強のためH鋼を入れた。 外部:磁器タイルを貼った。できるだけ元のものに忠実につくった。 ・研修室楝(離れ座敷) 内部:8畳の和室と広エンをカットした。外部:玄関ホールを新しく付け加えた。 |
法規クリアの ための改修操作 |
青年婦人部楝(大きな蔵)/構造補強のためH鋼を入れた。古民家等を解体するための作業をする人がいない。再生するより新築した方がよいと考えている人が大多数。 |
建築の歴史や 記憶を残すために 保存したもの |
・事務楝(草葺き民家) 構造体:骨組は既存民家どおりに組んでいる。 ・青年婦人部楝(大きな蔵) 内部:内壁を竹小舞土壁塗りとし、窓をできるだけ小さめにして蔵のイメージをこわさないようにした。 ・研修室楝(離れ座敷) 全てにおいてあまり変更は加えていない。 |
改修にあたって 現場で発見した 苦労など |
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改修当時の 法規との関係 |
クリア |
| 文化財等の指定 |
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| 事業費 |
約59,000,000円 |
| 補助金 |
・奥津町商工会指導施設建設補助金/24,000,000円(奥津町 41%) ・商工会等指導施設建設補助金/29,000,000円(国・県 49%) |
改修後の声/ 今後の展望 |
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| その他 |
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| 参考資料 |
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