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農村型リゾート「南和気荘」
岡山県久米群柵原町藤田上357

●学校建築の再生●公共建築物●1941(昭和16)●60歳
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詳細
所有者の変遷 柵原町
設計者、施工者、
その他情報
立石建工(改修時施工) 
様式、特徴 面積 1線校舎563.11平方メートル 2線校舎563.11平方メートル その他建造物128.22平方メートル
構造 木造
建物の使われ方 農村型リゾート「南和気荘」として整備し、研修、工芸体験、レクリエーション、宿泊などさまざまな目的に利用している。
年間利用者 5,000-6,000人(年間宿泊人数)
歴史、変遷 旧南和気村の大字柵原において、明治15年硫化鉄鉱の露頭が発見され、同17年から、柵原鉱山と呼称し、採鉱に着手した。東洋一の硫化鉱を産出し隆盛を見るにいたり、村財政も豊であり、その当時に建設された南和気小学校(旧斐小学校)は、時計台や三角屋根があり建造物としては、町の歴史的文化財産であった。過疎化が進み人口が減少すると共に、児童数も減少し平成5年に廃校となった。
地域の思い 地域のシンボルとなっている。
再生の目的 地域の活性化に貢献している。
保存・再生活用
に至る経緯、
地域の意見
・児童数減少のための小学校の統合には住民からの大反対があった。(1クラス少人数制の授業を望んでいたため。)
・再生後の用途としては、資料館、公民館などの話が上がったが、岡山県がリゾートに力を入れていて、補助金も出るということもあり、現在のような用途になった。
手本事例 特になし。ただし、改修前に兵庫県の、”ほたるの里”を視察した。同じ小学校の再生事例である。
機能・用途の変更
のための
改修操作
・電気、冷・暖房(温風ヒーター)設備を一新した。
・教室内部は、宿泊のための個室に変更したため、大幅に改修を行った。
法規クリアの
ための改修操作
施設の運営管理を、財団法人柵原町農業公社に委託しているが委託料の確保が課題。
建築の歴史や
記憶を残すために
保存したもの
小学校の面影を残した再生を念頭においたため、校舎の時計、教室のガラス窓、廊下は保存した。
改修にあたって
現場で発見した
苦労など
改修当時の
法規との関係
文化財等の指定
事業費 130,764,000円
補助金 岡山県農村型リゾート整備事業/53,500,000円(41%)
改修後の声/
今後の展望
・毎年、決まって宿泊していくお客さんなど、リピーターが増してきた。
・周囲に集客に結びつくような目玉となる施設がほしい。
・食堂、温泉など、さらなる施設の充実をめざしたい。
その他
参考資料
           
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