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大牟田市庁舎本館
福岡県大牟田市有明町2-3

●現役の庁舎●公共建築物●1936(昭和11)●65歳

 大牟田市役所の庁舎は幾度も幾度も部分的な改修工事を行いながら現在も利用されている。今後もさらなる改修工事が必要になると予想できるが、現在のところ解体の声はない。必要な補修を加えつつ利用し続けてゆく建物本来の姿があり、市民ための中心的な建物として手本となるような好例。

詳細
所有者の変遷 大牟田市
設計者、施工者、
その他情報
様式、特徴 建物全体は、玄関部及び塔屋を中心に完全な左右対称。中央部と建物の四角が特徴。玄関入口庇上の花をイメージした横三列の装飾と、アールを取った各コーナが、威圧的になりがちな官公庁の建物の印象を弱らげている。しかし、塔屋や左右翼部の水平線の強調は当時の官公庁のスタイルである。一見3階建に見えるが、車寄せ部分が高くなっており、来訪者は階段を登り2階に直接入る。
構造 RC造4階
建物の使われ方 現在も庁舎として活用している。機能の変更はしていない。
年間利用者
歴史、変遷 昭和初期に建てられた庁舎で、現在に至るまで様々な改修を行い活用し続けている。
地域の思い 屋上右端に見える防空監視塔が、先の戦争の面影をしのばせる。
再生の目的 活用していくための補修
保存・再生活用
に至る経緯、
地域の意見
具体的には解体の声はない。
手本事例
機能・用途の変更
のための
改修操作
・現在も庁舎として活用している。機能の変更はしていない。
・外部:昭和50年代に剥落に危険から外装に用いられていたスクラッチタイルを撤去した。屋上と塔屋の境目にひび割れが生じ水漏れがあり、防水工事をした。
・1951年に、一部2階建部分(現在の議場)に3・4階を増築。
・1991年に便所部分の全面改修を行った。
法規クリアの
ための改修操作
耐震のための補強耐震強度が一定の基準に達しない。
建築の歴史や
記憶を残すために
保存したもの
改修にあたって
現場で発見した
苦労など
漆喰が塗られている天井が傷んできているが、天井が高すぎて補修しにくい。
改修当時の
法規との関係
文化財等の指定
事業費
補助金
改修後の声/
今後の展望
その他
参考資料
           
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